ご挨拶

教育理念

"大きい声は耳に聞こえ 　　
小さい声はこころにきこえる"

医療は今、高度化、複雑化し、さらには高齢社会を迎え、疾病中心の”cure”の時代から、人間の生活を中心とした”care”の時代に向かって動いている。そのような現状の中で看護職者には、専門的知識や技術、優れた観察力や判断力ばかりでなく、人間のこころを大切にできる幅広い人間性が要求される。 　

小さい声は人間のこころであり、こころをこころで聞くには、聞き取る側の感性と聞き取ろうとする姿勢が必要である。 こころを大切にできる看護者を育てたい。 　

本校は、看護職として必要な知識、技術を習得し、個人や家族、この地域社会特有の健康問題に対応できる准看護師・看護師の養成をめざすものである。


単に、資格を取得するための基礎的知識及び技術の修得のみでなく、心身共に健康で調和の取れたひとりの社会人として成長することに教育の力を注ぎたい。
さらに、専門職業人としてこの地域社会のニーズに対応できるよう、社会性、創造性、誠実性を高めようとする心を持ち、自己の可能性を探求し続ける態度の育成をめざす。